【SBI・SCHD】SBIからSCHDに投資できる投資信託が登場!10年で資産約3倍!高配当と高成長が狙えるSCHDとは?

【SBI・SCHD】 SBIからSCHDに投資 できる投資信託が登場! 10年で資産約3倍! 高配当と高成長が狙えるSCHDとは?
ねこ

今年9月に発売された楽天SCHD、優良投資信託であるものの、楽天証券でしか購入できませんでしたが、なんとSBIからもSCHDに投資できる投資信託が発表されました!

今回は、そんなSBIのSCHD、SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)の魅力について徹底解説します。

名前は聞いたことがあってもSCHDってなに?と思っている人もいるかもしれません。SCHDは、過去10年間で驚異的なリターンを実現し、初心者からベテラン投資家まで幅広く支持されています。

この記事では、SCHDの魅力を分かりやすく解説し、S&P500との比較や将来のYOC予想、トータルリターンやリスク分析まで網羅しています。さらに、10年前に100万円投資していた場合のシミュレーションや具体的な投資戦略までご紹介!

この記事を読むことで、以下のメリットがあります。
・SCHDへの理解を深め、投資判断に必要な情報を得る
・高配当ETFの魅力とリスクを理解する

さあ、SCHDの驚きのパフォーマンスと、あなたの人生を変える投資の可能性を一緒に探求しましょう!

目次

SBI・SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型))とは?

SCHD・SBI SCHD・楽天SCHDの基本情報概要

項目SCHDSBI・SCHD楽天SCHD
銘柄名Schwab U.S. Dividend Equity ETFSBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
運用会社Charles SchwabSBIグローバルアセットマネジメント楽天投信投資顧問
配当利回り3.40%SCHDと同様SCHDと同様
配当月(年4回)3月、6月、9月、12月3月、6月、9月、12月2月、5月、8月、11月
設定日2011年10月20日2024年12月20日(予定)22024年9月26日
運用資産額約627億ドル-約700億円
経費率
(信託報酬)
0.06%約0.1238%約0.192%
特徴高配当・優良企業SCHDと同様SCHDと同様

SCHDは、Charles Schwab社が運用する高配当ETFです。ダウ・ジョーンズUSディビデント100インデックスに連動する投資成果を目指し、高配当かつ財務健全性の高い米国企業100銘柄に投資しています。少なくとも10年連続で配当支払実績のある企業が選定されています。

SBI・SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型))はSBIグローバルアセットマネジメントが運用する、SCHDへの投資を行う投資信託となっており、性質はSCHDが参考になります。
愛称:S・米国高配当株式 100

楽天SCHD(楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型))は楽天投資投資顧問が運用する、SCHDへの投資を行う投資信託となっています。SBI・SCHDと同様、性質はSCHDが参考になります。

SCHDの組入銘柄比率

SCHDの組入銘柄比率
銘柄名比率
HOME DEPOT INC4.33%
VERIZON COMMUNICATIONS INC4.27%
CISCO SYSTEMS INC4.21%
BLACKROCK INC4.20%
PFIZER INC4.05%
CHEVRON CORP4.03%
LOCKHEED MARTIN CORP4.00%
TEXAS INSTRUMENT INC4.00%
BRISTOL MYERS SQUIBB3.98%
COCA-COLA3.92%

上位組入銘柄は、HOME DEPOT、Verizon、Cisco、BlackRock、Pfizerなど、各業界を代表する優良企業です。生活必需品、通信、テクノロジー、金融、ヘルスケアなど、様々なセクターに分散投資されています。この分散投資は、特定のセクターの不調による影響を軽減する効果が期待できます。

セクター比率

SCHDのセクター比率
セクター名比率
Financial Services18.99%
Healthcare15.49%
Consumer Defensive13.67%
Energy12.04%
Industrials11.91%
Consumer Cyclical11.03%
Technology10.46%
Communication Services4.74%
Basic Materials1.65%
Utilities0.03%

SCHDは、ヘルスケア、生活必需品といったディフェンシブセクターへの比率が高いです。これらのセクターは、景気変動の影響を受けにくい傾向があります。一方で、テクノロジーセクター等、成長性が非常に高いセクターへの投資比率は低めです。

過去10年の株価チャートと分析

SCHDの過去10年間の株価チャート

優れている点
設定来、右肩上がりに成長
コロナ禍の暴落からの回復も早い

気になる点
高配当戦略のため、株価成長率はS&P500に劣る可能性

SCHDは、設定来、比較的安定した成長を遂げています。2020年のコロナショックでは一時的に下落したものの、その後は力強く回復しました。長期的な成長トレンドが見て取れます。

S&P500過去1年分チャートとの比較と分析

SCHDとS&P500の過去1年間の株価チャート比較

優れている点
安定したパフォーマンス

気になる点
S&P500と比較して、リターンが低い傾向

過去1年間のチャートを比較すると、SCHDはS&P500と比較してやや低いパフォーマンスでした。しかし、SCHDは高配当ETFであるため、配当金を含めたトータルリターンで比較する必要があります。

SBI・SCHDで配当金生活はできる?配当金の分析

SCHDの過去の配当金と増配率、その分析

SCHDの過去の配当金と増配率

優れている点
安定した配当金の増加
高い配当利回り

気になる点
-

SCHDは、設定来、安定的に配当金を増加させてきました。毎年増配を続けていることが大きな特徴です。配当利回りも高く、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的なETFと言えるでしょう。

SCHDの配当金利回りの推移

SCHDの配当金利回りの推移

優れている点
市場平均を上回る配当利回り

気になる点
配当利回りは変動する

SCHDの配当利回りは、過去10年間を通じておおむね3%台で推移しており、市場平均を上回る水準を維持していますこれは、SCHDが高配当株に特化して投資していることによるものです。

過去SCHDに投資していた場合のYOCシミュレーション

SCHDの過去のYOCシミュレーション
YOC
20147.36%
20157.61%
20166.73%
20175.73%
20186.24%
20195.06%
20204.57%
20213.63%
20223.88%
20233.85%
20243.40%

優れている点
過去のYOCは高水準で推移

気になる点
YOCは株価の変動に影響される

YOC(Yield on Cost)は、投資元本に対する配当利回りです。過去にSCHDに投資していた場合、高いYOCを得られていたことが分かります。例えば、2014年にSCHDに投資していた場合、2024年のYOCは7.36%に達しています。これは、投資元本に対して7.36%の配当収入を得ていることを意味します。
長期投資による株価上昇の恩恵を受け、過去投資していた場合に高いYOCとなっていたことがわかります。

SCHDの将来のYOC予想シミュレーション

SCHDの将来のYOC予想シミュレーション
YOC
20243.40%
20253.67%
20263.96%
20274.27%
20284.61%
20294.97%
20305.36%
20315.78%
20326.24%
20336.73%
20347.26%

優れている点
将来も高いYOCが期待できる

気になる点
-

過去10年の株価成長率をもとに将来のYOC予想シミュレーションを行ってみると、現在の株価と配当利回りが維持された場合、100万円投資すると初年度の配当金は約3.4万円となり、10年後にはYOCは約7.26%まで上昇すると予想されます。しかし、これはあくまで過去の成長率が継続した場合のシミュレーションであり、将来の配当金の支払いや成長を保証するものではないため注意が必要です。

SBI・SCHDで配当金生活をするには?SCHDの配当金受取シミュレーション

配当金生活をするには?配当金による不労所得でFIREはできる?
毎月の配当受取目標と必要な投資額のシミュレーション ※日次更新
(毎月10万円配当を受け取るために必要な投資額)

銘柄 株価 配当利回り 月間配当目標 必要投資額 必要投資額
(課税考慮)
必要株数
SCHD $29.35
(¥4,530)
3.33%¥10,000 ¥3,603,806 ¥5,025,073 1,110株
¥30,000 ¥10,811,419 ¥15,075,219 3,328株
¥50,000 ¥18,019,032 ¥25,125,364 5,547株
¥100,000 ¥36,038,064 ¥50,250,729 11,093株

為替レート: 154.35円/ドル

SCHD・VYM・VIG 米国高配当ETF徹底比較!あなたに最適な銘柄はどれ?

3つのETFの比較イメージ画像
銘柄日本語名コード過去1年パフォーマンス 配当利回り経費率特徴
SCHDシュワブ米国配当株式ETFSCHD20.43%3.50%0.06%ダウ・ジョーンズ米国配当100指数に連動。10年以上の連続配当実績と財務健全性を重視。
VYMバンガード・ハイディビデンド・イールドETFVYM23.84%2.60%0.06%FTSEハイディビデンド・イールド指数に連動。高配当利回りの大型株に分散投資。
VIGバンガード米国増配株式ETFVIG21.46%1.68%0.06%S&P米国増配株式指数に連動。10年以上の連続増配実績を重視。

優れている点
SCHD:高い配当利回り、厳選された銘柄による安定性
VYM:トップクラスのパフォーマンス、分散投資によるリスク軽減
VIG:連続増配による安定した収益成長

気になる点
SCHD:他2銘柄に比べてパフォーマンスがやや劣る
VYM:配当利回りは3銘柄の中で中間
VIG:配当利回りは3銘柄の中で最も低い、成長性重視のため短期的な大きなリターンは期待しにくい

2023年12月1日から2024年11月20日までのデータでは、VYMが23.84%と最も高いパフォーマンスを記録しています。 次いでVIGが21.46%、SCHDが20.43%と、いずれも高いリターンを達成していますね。 特にVYMは、2024年に入ってから大きく上昇しており、高い成長性を示しています。

次に、配当利回りを見てみましょう。 SCHDは3.50%と最も高い配当利回りを誇ります。 VYMは2.60%、VIGは1.68%と、SCHDに比べるとやや低めです。 高いインカムゲインを求めるなら、SCHDが魅力的な選択肢と言えるでしょう。

それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
  • SCHD:10年以上の連続配当実績と財務健全性を重視した銘柄選定により、安定した配当収入が期待できる。
  • VYM:高い配当利回りの大型株に分散投資することで、リスクを抑えながら高いリターンを狙える。
  • VIG:10年以上の連続増配実績のある企業に投資することで、安定した収益成長と将来的な配当増加が期待できる。

SCHDへ過去に投資していた場合の累積トータルリターン

SCHDの累積トータルリターン

優れている点
長期的に高いリターン

気になる点
-

期間リターン
1年25.4%
3年22.0%
5年81.7%
7年120.8%
10年193.4%

SCHDは、過去10年間で約200%のリターンを達成しています。これは、高配当と株価上昇の組み合わせによるものです。
長期投資するほど、多くのリターンが得られていたことがわかります。

SCHDへ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

SCHDの年率トータルリターン

優れている点
安定した年率リターン

気になる点
年によってはリターンが低い

期間リターン
1年25.4%
3年6.9%
5年12.7%
7年12.0%
10年11.4%

SCHDは、過去10年間で平均11.4%の年率リターンを達成しています。
3年のリターンは他の年と比べると少し低めではありますが、どの期間でもある程度安定して高いリターンを出していることがわかります。

SCHDへ10年前に100万円投資していた場合のシミュレーション

SCHDへの10年前の投資シミュレーション
評価額(万円)配当額(万円)評価額+配当累計額(万円)配当再投資評価額(万円)
201596.82.799.499.5
2016109.33.0115.0115.2
2017128.53.3137.4138.3
2018117.93.6130.5131.2
2019145.44.3162.3165.6
2020161.05.1183.0188.6
2021202.95.6230.5242.9
2022189.66.4223.7235.3
2023191.16.7231.8245.4
2024216.25.5262.4283.8

優れている点
10年間で約2.8倍に成長

気になる点
年によっては下落

10年前にSCHDに100万円投資していた場合、2024年には評価額が約216.2万円、配当金の累計額は約53万円となり、合計で約269.2万円になっていました。さらに、配当金を再投資していた場合は、約283.8万円になっていました。これは、SCHDの長期的な成長力と配当金の効果を示しています。

SCHDのリスクファクター分析

SCHDのリスクファクター分析
項目説明評価
ベータ0.77市場全体の動きに対する感応度市場平均より変動が小さい
52週ボラティリティ11.10%過去1年間の価格変動の大きさ比較的安定している
シャープレシオ1.92リスクあたりのリターン高い
トータルリターン(1年)25.43%過去1年間のトータルリターン高い
最大ドローダウン-33.35%過去最大の値下がり幅大きな下落リスク

優れている点
低いベータ値
高いシャープレシオ

気になる点
最大ドローダウンは比較的大きい

SCHDは、市場平均よりも価格変動が小さいという特徴があります。また、リスクあたりのリターンも高いです。ただし、過去には30%を超える下落も経験しているため、市場の調整局面では大きな下落に見舞われる可能性もあるため、注意が必要です。

SBI・SCHDへの投資戦略の提案

SCHDは、高配当と安定性を求める長期投資家に適したETFです。以下のような投資戦略が考えられます。

  • 長期投資: SCHDは、長期的な資産形成を目指す投資家に最適です。
  • インカムゲイン狙い: 高配当であるため、配当金を目的とした投資にも適しています。
  • 積立投資: 毎月一定額を積立投資することで、リスクを分散しながら着実に資産を増やすことができます。

まとめ:SBI・SCHDへの投資判断のポイント

SCHDは、高配当、低コスト、安定性という魅力的な特徴を持つETFです。長期的な視点で、安定した配当収入と堅実な資産成長を求める投資家にとって、有力な選択肢と言えるでしょう。ただし、市場環境の変化による価格変動リスクや、特定セクターへの集中リスクも存在するため、投資前に自身の投資目標やリスク許容度を十分に検討することが重要です。

SBI・SCHDの投資判断で重要なポイントと評価
総合評価:

安定した配当成長と高利回り
 →設定来、安定的に配当金を増やし続けており、2024年現在でも3.40%という高い配当利回りを維持しています。これは、インカムゲインを重視する投資家にとって大きな魅力です。
長期的な資産成長
 →過去10年間のトータルリターンは約193.4%、年平均成長率は11.4%と高い実績を誇ります。これは、SCHDが優良企業に分散投資することで、安定した成長を実現していることを示しています。
低い経費率
 →信託報酬は0.1238%と非常に低く、長期保有によるコストを抑えることができます。これは、投資家にとって大きなメリットとなります。
分散投資によるリスク軽減
 →生活必需品、通信、テクノロジー、金融、ヘルスケアなど、様々なセクターの優良企業に分散投資することで、特定セクターの不調によるリスクを軽減しています。
市場全体の暴落リスク
 →高いリターンが期待できる反面、市場全体の暴落時にはある程度大きな下落リスクも存在します。過去には30%を超える下落を経験しているため、注意が必要です。

SCHDは、安定した配当収入と長期的な資産成長を両立できる魅力的なETFです。高い配当利回り、優れた成長実績、低い経費率は、多くの投資家にとって大きなメリットとなるでしょう。しかし、市場全体の暴落リスクや一時的な減配など、注意すべき点も存在します。投資判断を行う際には、自身の投資目的やリスク許容度を考慮し、慎重に検討することが重要です。

SBI・SCHDのyoutube解説動画

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