【1570】NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信:その魅力とリスクとは

ねこ

日経平均株価の上昇に賭けたいけど、個別株投資はちょっと怖い…そんな投資初心者の方々に朗報です!
「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)」なら、日経平均株価の2倍の値動きを目指せるんです!
夢のような話ですが、本当でしょうか?

この記事では、1570の魅力やリスク、そして10年前に投資していた場合のシミュレーション結果まで、詳細に解説していきます。

  • 1570の仕組みや特徴を理解し、投資判断に必要な知識を習得できます。
  • 過去10年のチャート分析やリスクファクター分析を通じて、1570への投資が自身に合っているか判断できます。
  • 100万円を投資していた場合のシミュレーション結果から、1570の可能性とリスクを具体的にイメージできます。
  • 類似ETFとの比較を通して、1570の特徴をより深く理解できます。

目次

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)の魅力:5つのキーワード🔑

日経225にレバレッジ連動
少額から投資可能
デイトレードにも活用可
ボラティリティ大
配当金なし

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)とは?

基本情報概要

項目内容
銘柄名NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信
銘柄コード1570
経費率0.88%
設定日2012/04/12
運用会社野村アセットマネジメント
特徴日経225の2倍の値動きを目指すレバレッジ型ETF

野村アセットマネジメントが運用する、日経平均株価の2倍の値動きを目指すETFです。日経225先物に投資することで、日経平均株価の動きに連動したリターンを目指します。

銘柄の特徴

  1. 日経225へのレバレッジ投資:
    日経平均株価の2倍の値動きを目指します。日経平均が上昇すれば大きな利益が期待できますが、下落した場合も損失が大きくなる可能性があります。
  2. 少額からの投資:
    ETFは株式のように売買できるため、少額から投資できます。
  3. 高い流動性:
    日経225連動型ETFとして人気が高く、売買が活発に行われているため、流動性が高いです。
  4. ボラティリティが高い:
    レバレッジ型のため、価格変動が日経平均の2倍となり、リスクも高くなります。
  5. 配当金なし:
    配当金は支払われません。

過去10年の株価チャートと分析

1570 過去10年株価チャート

優れている点
日経平均の上昇局面では大きなリターンが期待できる

気になる点
レバレッジ型のため、下落局面での損失も大きい
長期投資には不向き

1570は、2015年から2024年にかけて大きく変動しています。2018年には2万円台に到達しましたが、2019年、2023年には大きく下落しています。2024年には再び上昇し、5万円台に迫る勢いを見せています。 日経平均株価と連動した動きを見せていますが、レバレッジ型のため、変動幅が大きくなっている点が分かります。

N225過去1年分チャートとの比較と分析

1570 N225比較チャート

優れている点
日経平均の上昇局面では、2倍のリターンを狙える

気になる点
日経平均の下落局面では、2倍の損失を被る可能性がある

過去1年間のチャートを比較すると、1570は日経平均を大きく上回るパフォーマンスを示しています。日経平均が上昇した局面では、1570はその上昇率の約2倍の値上がりを見せています。しかし、下落局面でも同様に2倍の値下がりとなるため、リスク管理が重要です。

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信の配当金の分析

配当金利回りの推移

1570 配当利回り

優れている点
該当なし

気になる点
配当金は支払われない

1570は配当金が支払われないETFです。

日経225関連ETF:1570、1321、1357 の比較と分析

1570の推移
銘柄名銘柄コード過去1年のパフォーマンス配当利回り経費率特徴
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信157041.34%-0.80%日経225の2倍の値動きを目指すレバレッジ型ETF
NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信132122.42%1.54%0.10%日経225に連動するインデックス型ETF
NEXT FUNDS 日経225ダブルインバース指数連動型上場投信1357-47.06%-0.80%日経225の2倍の逆の値動きを目指すインバース型ETF

優れている点
1570は、日経平均株価の上昇局面で大きなリターンを狙える。
1321は、日経平均株価に連動した安定的な運用を低コストで実現できる。配当金もある。

気になる点
1570は、日経平均株価が下落した場合、損失も2倍になるため、リスクが高い。また、経費率も高め。
1321は、日経平均株価が大きく上昇する局面では、レバレッジ型ETFに比べてリターンが劣る可能性がある。
1357は、日経平均株価が上昇局面では大きな損失を被る可能性がある。長期投資には不向きで、経費率も高め。

1570、1321、1357は、いずれも日経平均株価に連動したETFですが、それぞれ異なる特徴を持っています。過去1年のパフォーマンスを比較すると、1570は41.34%と最も高いパフォーマンスを示しています。これは、日経平均株価が上昇基調であったため、レバレッジ効果によってリターンが拡大した結果です。一方、1357は-47.06%と大きく下落しています。これは、インバース型ETFであるため、日経平均株価の上昇が損失に繋がったためです。1321は22.42%と、日経平均株価の上昇を反映したパフォーマンスとなっています。


これらのETFは、投資家の投資目的やリスク許容度によって使い分けることが重要です。短期的に大きなリターンを狙いたい積極的な投資家は1570を、日経平均株価に連動した安定的な運用をしたい投資家は1321を、日経平均株価の下落局面で利益を狙いたい投資家は1357を選択肢として検討できます。ただし、レバレッジ型インバース型はリスクが高いため、投資する際は十分に注意が必要です。経費率も考慮に入れ、ご自身の投資戦略に合ったETFを選びましょう。


例えば、長期投資で日経平均に連動したリターンを得たい場合は、低コストの1321が適しています。一方、短期的な取引で日経平均の変動を利用した利益を狙う場合は、1570や1357を検討できますが、リスク管理が非常に重要になります。それぞれのETFの特徴を理解し、適切な銘柄選択を行うことで、投資効果を高めることが期待できます。

類似ETF/銘柄との比較

1570は日経225にレバレッジ連動するETFです。類似のETFとして、日経225に連動するETF(1321など)や、インバース型ETF(1357など)があります。1570は、日経平均の上昇局面で大きなリターンを狙いたい投資家に適しています。

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信へ10年前に100万円投資していた場合のシミュレーション

1570 投資シミュレーション
評価額(万円)配当額(万円)評価額+配当累計額(万円)配当再投資評価額(万円)
2015127.20127.2127.2
2016138.30138.3138.3
2017148.20148.2148.2
2018202.50202.5202.5
2019146.50146.5146.5
2020209.20209.2209.2
2021276.80276.8276.8
2022315.00315.0315.0
2023241.00241.0241.0
2024537.50537.5537.5

優れている点
日経平均が上昇トレンドにある場合は、大きな利益を得られる可能性がある

気になる点
大きな値動きがあるため、元本割れのリスクも高い

10年前に100万円を投資していた場合、2024年には537.5万円になっていました。日経平均の上昇局面では資産を大きく増やすことが可能ですが、下落局面では大きな損失も発生しています。

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信のリスクファクター分析

1570 リスクファクター
項目説明評価
52週ボラティリティ90.87%過去52週間の価格変動の大きさ非常に高い
シャープレシオ1.00リスクに対するリターンの効率性市場平均と同程度
トータルリターン(1年)44.81%過去1年間のトータルリターン高い
最大ドローダウン(5年)-0.43過去5年間で最大の資産価値の減少率下落リスクは比較的低い

優れている点
シャープレシオは市場平均程度であり、リスクに見合ったリターンが期待できる可能性がある

気になる点
ボラティリティが非常に高く、価格変動リスクが大きい

1570はボラティリティが非常に高いETFです。リスク許容度の高い投資家向けと言えるでしょう。

NF日経レバへの投資戦略の提案

1570は、短期的な売買で日経平均の上昇局面の利益を狙う投資家に適しています。
長期投資には向いていません。また、損切りラインを設定するなど、リスク管理を徹底することが重要です。

まとめ:1570への投資判断のポイント

1570は、日経225の2倍の値動きを目指すレバレッジ型ETFです。少額から投資できるため、日経平均の上昇局面で大きな利益を狙いたい投資家には魅力的な商品と言えるでしょう。しかし、ボラティリティが高く、下落局面では大きな損失を被る可能性もあるため、リスク管理を徹底することが重要です。投資判断を行う際は、自身の投資スタイルやリスク許容度を考慮した上で、慎重に検討しましょう。

NEXT FUNDS 日経225レバレッジ指数連動型上場投信(1570)の投資判断で重要なポイントと評価
総合評価:

日経平均の上昇局面での高いリターン
 →日経平均株価が上昇した場合、その2倍の収益を得られる可能性があります。
少額からの投資が可能
 →ETFのため、株式投資と比較して少額から投資を始めることができます。
高い流動性
 →日経225連動型ETFとして人気が高く、売買が活発に行われているため、流動性が高いです。
ボラティリティの高さ
 →レバレッジ型であるため、日経平均株価の変動が2倍に増幅されます。そのため、価格変動リスクが大きく、損失も大きくなる可能性があります。
配当金なし
 →配当金は支払われません。インカムゲインを期待する投資家には不向きです。
短期投資向き
 →ボラティリティが高いため、長期投資には不向きです。短期的な売買で利益を狙う投資家に適しています。
リスク管理の重要性
 →レバレッジ型であるため、損失拡大のリスクがあります。損切りラインを設定するなど、リスク管理を徹底することが重要です。

この記事では、NEXT FUNDS 日経225レバレッジ指数連動型上場投信(1570)について解説しました。
1570は、日経平均株価の上昇局面で大きなリターンを狙える魅力的な商品ですが、同時に高いボラティリティというリスクも伴います。 投資判断を行う際は、以下の3点を特に注意してください。
*自身の投資スタイルやリスク許容度を考慮する
*短期的な売買で利益を狙う
*損切りラインを設定するなど、リスク管理を徹底する
1570は、使い方次第で大きな利益をもたらす可能性を秘めたETFです。しかし、そのリスクを十分に理解した上で、慎重に投資判断を行うようにしましょう。

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