【iFreeNEXT FANG+インデックス】米国ハイテク株への投資!今後はどうなる?将来性とリスクを徹底解説! | リスク・リターン・配当分析

ねこ

近年、投資の世界で注目を集めているのが「FANG+」と呼ばれる、米国を代表する10社のテクノロジー企業です。
これらの企業は、世界経済を牽引するほどの成長力と影響力を持っており、投資家たちの熱い視線を浴びています。

今回は、そんなFANG+企業にまとめて投資できるETF「iFree NEXT FANG+インデックス(iFree NEXT FANG+インデックス)」について徹底解説します!過去5年でなんと5倍以上に成長した驚異的な実績を持つこのETF、一体どんな魅力があるのでしょうか?そして、投資初心者でも安心して投資できるのでしょうか?

この記事では、iFree NEXT FANG+インデックスの基礎情報からリスク、投資戦略まで、詳細なデータと分かりやすい解説で、あなたの投資判断をサポートします。FANG+企業の成長力に乗り、資産形成を加速させるチャンスを掴みましょう!

目次

iFree NEXT FANG+インデックスとは?

iFree NEXT FANG+インデックスの基本情報

項目内容
銘柄名iFree NEXT FANG+インデックス
銘柄/ISINコードJP90C000FZD4
運用会社大和アセットマネジメント
信託報酬0.7755%
ベンチマークNYSE FANG+指数
設定日2018/01/31
運用資産額3365.98億円
特徴テクノロジーセクターに特化したETF

iFree NEXT FANG+インデックスは、大和アセットマネジメントが運用するETFで、NYSE FANG+指数に連動することを目指しています。FANG+指数は、米国を代表する10銘柄(Meta Platforms, Amazon, Apple, Netflix, Google, ServiceNow, Microsoft, NVIDIA, CrowdStrike, Broadcom)で構成されており、高い成長性と革新性を持つテクノロジー企業への投資機会を提供します。

過去6年の株価チャートと分析

iFree NEXT FANG+インデックス_過去6年チャート

優れている点
2020年以降、力強い上昇トレンドを示している。
特に2020年と2024年は大幅な上昇を記録している。

気になる点
2022年に大幅な下落を経験している。
ボラティリティ(価格変動の幅)が大きい。

iFree NEXT FANG+インデックスの株価は、2018年の設定以降、全体的に上昇トレンドにあります。特に2020年以降は、コロナ禍による巣ごもり需要やテクノロジーセクターの成長を背景に、株価は急上昇しました。2022年には、世界的な金融引き締めやインフレの影響で一時的に下落しましたが、2023年後半から再び上昇に転じています。ボラティリティが高い点は留意する必要があります。

S&P500過去1年分チャートとの比較と分析

iFree NEXT FANG+インデックス_S&P500比較

優れている点
過去1年間でS&P500を大幅にアウトパフォームしている。
特に2024年に入ってからの上昇幅が大きい。

気になる点
S&P500と比較してボラティリティが高い。
下落局面ではS&P500よりも下落幅が大きい可能性がある。

過去1年間のチャートを比較すると、iFree NEXT FANG+インデックスはS&P500を大幅にアウトパフォームしていることが分かります。これは、FANG+指数を構成するテクノロジー企業の高い成長力が評価された結果と考えられます。ただし、ボラティリティもS&P500よりも高く、リスクも高い点は注意が必要です。

iFree NEXT FANG+インデックスで配当金生活はできる?配当金の分析

iFree NEXT FANG+インデックスの配当金利回りの推移

iFree NEXT FANG+インデックス_配当利回り

優れている点
配当金は出ないものの、その分、企業の成長に投資されていると考えられる。

気になる点
配当金によるインカム収入は得られない。

配当金
2019年0円
2020年0円
2021年0円
2022年0円
2023年0円
2024年0円

iFree NEXT FANG+インデックスは、配当金を出さないETFです。FANG+指数を構成する企業は、成長のための投資を優先しており、配当金よりも事業拡大に資金を投入する傾向があります。そのため、配当金によるインカム収入は期待できませんが、企業の成長に伴う株価上昇によるキャピタルゲインを期待することができます。

iFreeNEXT FANG+インデックス、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、iFreeレバレッジNASDAQ100徹底比較

iFreeNEXT FANG+インデックス、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、iFreeレバレッジNASDAQ100の比較チャート
銘柄名銘柄コード過去1年のパフォーマンス配当利回り信託報酬特徴
iFreeNext FANG+インデックスJP90C000FZD469.90%0.00%0.705%米国の情報技術セクターに属する10銘柄(「FANG+」)に投資するETF
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)JP90C000GKC645.08%0.00%0.0852%米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動するETF
iFreeレバレッジNASDAQ100JP90C000H0S575.25%0.00%0.900%米国のNASDAQ100指数の値動きに2倍程度連動することを目指すレバレッジ型ETF

優れている点
iFreeNext FANG+インデックスは、過去1年のパフォーマンスが3銘柄の中で最も高く、成長性の高いFANG+銘柄に投資することで高いリターンを狙えます。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、経費率が3銘柄の中で最も低く、米国株式市場全体に分散投資することでリスクを抑えたい投資家に適しています。
iFreeレバレッジNASDAQ100は、NASDAQ100指数の上昇局面において高いリターンを期待できます。

気になる点
iFreeNext FANG+インデックスは、特定のセクターに集中投資しているため、市場環境の変化による影響を受けやすい可能性があります。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、個別銘柄のリターンが突出する局面では、FANG+のようなテーマ型ETFに比べてリターンが劣る可能性があります。
iFreeレバレッジNASDAQ100は、レバレッジ型のため、下落局面では損失が2倍になるリスクがあります。また、経費率が比較的高くなっています。

過去1年のパフォーマンスを比較すると、iFreeNext FANG+インデックスとiFreeレバレッジNASDAQ100がそれぞれ約70%、75%と高い上昇率を示しています。これは、両ETFが投資対象とするFANG+銘柄やNASDAQ100指数が好調であったことを反映しています。一方、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は約45%の上昇率と、他の2銘柄に比べて低いパフォーマンスとなっています。これは、S&P500指数がFANG+銘柄やNASDAQ100指数ほど大きく上昇しなかったためと考えられます。


しかし、高いリターンには高いリスクが伴うことも忘れてはいけません。iFreeNext FANG+インデックスは特定のセクターに集中投資しているため、そのセクターが不調に陥ると大きな損失を被る可能性があります。また、iFreeレバレッジNASDAQ100はレバレッジ型のため、下落局面では損失が2倍になるリスクがあります。

iFree NEXT FANG+インデックスへ過去に投資していた場合の累積トータルリターン

iFree NEXT FANG+インデックス_累積リターン
期間リターン
1年60.1%
3年112.8%
5年518.3%

iFree NEXT FANG+インデックスは、過去5年間で5倍以上の価値上昇を遂げています。特に2020年以降のリターンは大きく、テクノロジーセクターへの投資が大きな成果を上げていることが分かります。

iFree NEXT FANG+インデックスへ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

iFree NEXT FANG+インデックス_年率リターン
期間リターン
1年60.1%
3年28.6%
5年44.0%

iFree NEXT FANG+インデックスの過去5年間の年率リターンは44.0%と、非常に高い水準です。これは、S&P500の平均的な年率リターンを大きく上回っています。

iFree NEXT FANG+インデックスへ6年前に100万円投資していた場合のシミュレーション

iFree NEXT FANG+インデックス_投資シミュレーション
評価額(万円)配当額(万円)評価額+配当累計額(万円)配当再投資評価額(万円)
2019年139.60139.6139.6
2020年259.10259.1259.1
2021年340.30340.3340.3
2022年233.30233.3233.3
2023年490.30490.3490.3
2024年764.80764.8764.8

優れている点
6年前の投資が7倍以上になっている。
長期投資で大きなリターンが期待できる。

気になる点
2022年のような下落局面では、大きな含み損を抱える可能性がある。

6年前にiFree NEXT FANG+インデックスに100万円投資していた場合、2024年時点では764.8万円にまで成長している計算になります。これは、FANG+指数を構成する企業の成長力を反映した結果と言えるでしょう。ただし、2022年のように下落局面もあるため、投資タイミングやリスク許容度を考慮する必要があります。

iFree NEXT FANG+インデックスのリスクファクター分析

iFree NEXT FANG+インデックス_リスク分析
項目説明評価
トータルリターン69.90過去1年間のリターン高い
シャープレシオ2.26リスクあたりのリターン高い
ボラティリティ25.19価格変動の幅高い
純資産総額(百万円)336598.00ETFの規模大きい
信託報酬0.70運用にかかる費用やや高い

優れている点
シャープレシオが高い。
純資産総額が大きい。

気になる点
ボラティリティが高い。
信託報酬がやや高い。

iFree NEXT FANG+インデックスは、高いリターンリスクあたりのリターンの高さを示すシャープレシオの高さ、そして大きな純資産総額といった特徴があります。一方で、ボラティリティの高さ類似ETFと比較してやや高い信託報酬はリスク要因として認識しておく必要があります。

iFree NEXT FANG+インデックスへの投資戦略の提案

iFree NEXT FANG+インデックスは、高い成長性を持つテクノロジーセクターに投資したい投資家にとって魅力的な選択肢となります。

  • 長期投資: テクノロジーセクターは今後も成長が見込まれるため、長期的な視点で投資することで大きなリターンが期待できます。
  • コアサテライト戦略のサテライト: S&P500などのインデックスファンドをコアに、iFree NEXT FANG+インデックスをサテライトとしてポートフォリオに組み入れることで、リターン向上を狙うことができます。
  • 積立投資: 毎月一定額を積み立てることで、価格変動リスクを軽減しながら、長期的に安定したリターンを目指せます。
  • リスク許容度の高い投資家向け: ボラティリティが高いため、リスク許容度の高い投資家に向いています。

まとめ:iFree NEXT FANG+インデックスへの投資判断のポイント

iFree NEXT FANG+インデックスは、高い成長ポテンシャルを持つテクノロジーセクターに特化したETFです。過去の実績を見ると、S&P500を上回る高いリターンを上げていますが、ボラティリティも高く、リスクも大きい点は理解しておく必要があります。投資する際は、自身の投資目標やリスク許容度を考慮し、長期投資の視点で判断することが重要です。また、信託報酬はやや高いため、他の類似ETFと比較検討することも必要です。

iFree NEXT FANG+インデックスの投資判断で重要なポイントと評価
総合評価:

FANG+企業への分散投資
 →米国を代表する10のテクノロジー企業に投資できるため、個別銘柄のリスクを抑えながら、高い成長性を享受できます。
高い成長ポテンシャル
 →FANG+企業は、AI、クラウド、EVなど、今後の成長が期待される分野で事業を展開しています。
過去の実績
 →過去5年間で5倍以上、年率リターンは44.0%と、S&P500を大きくアウトパフォームしています。
長期投資に最適
 →テクノロジーセクターは長期的な成長が見込まれるため、長期投資に適しています。
ボラティリティ
 →FANG+企業は成長性が高い一方で、株価の変動幅も大きいため、注意が必要です。
信託報酬
 →類似のETFと比較して、信託報酬はやや高めです。

この記事では、iFree NEXT FANG+インデックス(iFree NEXT FANG+インデックス)について、その特徴、メリット・デメリット、そして投資戦略などを詳しく解説しました。FANG+企業の高い成長力は魅力的ですが、投資にはリスクがつきものです。iFree NEXT FANG+インデックスは、ボラティリティが高いため、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期投資の視点を持つことが重要です。また、ご自身の投資目標やリスク許容度を考慮した上で、投資判断を行うようにしましょう。より深くFANG+企業について知りたい方は、個別の企業分析記事も参考にしてみてください。投資は自己責任ですが、この記事があなたの資産形成の一助となれば幸いです。

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