【CONL】ビットコイン価格上昇の波に乗る!レバレッジETFでハイリターンを狙え! | リスク・リターン・配当分析!

【CONL】 ビットコイン価格 上昇の波に乗る! レバレッジETFでハイリターンを狙え! リスク・リターン・配当分析
ねこ

Coinbase(コインベース)をご存知でしょうか?
アメリカ最大級の暗号資産取引所を運営し、暗号資産業界の成長を牽引する企業です。
そのCoinbase株にレバレッジをかけて投資できるETF、それがCONLです。なんと、CONLは過去1年間で約400%の驚異的な上昇を見せています!これはS&P500の年間リターンをはるかに凌駕する数字です。

しかし、高リターンには高リスクがつきもの。
CONLはレバレッジ型ETFであるがゆえに、価格変動も激しく、大きな損失を被る可能性も潜んでいます。

この記事では、CONLの特徴、リスク、リターン、そして投資戦略までを徹底的に解説します。CONLへの投資を検討している方はもちろん、Coinbase株や暗号資産市場に興味のある方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

CONLとは?

CONLの基本情報

項目詳細
銘柄名GraniteShares 2x Long COIN Daily ETF
ティッカーCONL
運用会社GraniteShares
設定日2022年8月10日
運用資産額約10億ドル
経費率1.15%
配当利回り0.22%
特徴Coinbase株式の2倍レバレッジ

CONLは、コインベース(COIN)の株価に連動して2倍のリターンを目指すレバレッジETFです。
GraniteShares社が運用するETFで、スワップ契約を通じて原資産であるCoinbase株式の日次パフォーマンスの2倍のリターンを提供することを目的としています。
コインベースは、米国最大級の暗号資産取引所を運営する企業であり、暗号資産市場の成長とともに業績を拡大しています。CONLは、コインベースの株価上昇に期待する投資家にとって、レバレッジ効果によって高いリターンを狙える投資商品となります。しかし、レバレッジ型ETFは価格変動が大きいため、リスクが高い点には注意が必要です。

CONLのセクター比率

CONLのセクター比率
セクター名比率
Financial Services100.00%

CONLは金融サービスセクターに100%集中投資しており、セクター分散がまったくありません。これは原資産であるCoinbaseが暗号資産取引所を運営する金融サービス企業であるためです。金融サービスセクターは、金利動向や経済状況の影響を受けやすいセクターです。また、暗号資産市場は近年急速に成長していますが、規制の不確実性や価格変動のリスクも高く、今後の動向には注意が必要です。

CONLの過去2年の株価チャートと分析

CONLの過去2年の株価チャート

優れている点
短期的な上昇トレンドに乗ることができれば大きなリターンを獲得できる可能性がある

気になる点
価格変動が非常に大きく、短期間で大きな損失を被るリスクがある
暗号資産市場の動向に大きく左右されるため、市場の変動リスクが高い

CONLは、2022年8月10日に設定されて以来、大きな価格変動を繰り返しています。2023年初頭にはCoinbaseの株価下落に伴い、CONLの価格も大きく下落しました。しかし、2023年後半から2024年前半にかけては、暗号資産市場の回復とともにCoinbaseの株価が上昇し、CONLの価格も大きく上昇しました。2024年4月には最高値87.37ドルを記録し、非常に大きなリターンを達成しました。しかし、その後は再び下落トレンドに入り、2024年11月中旬時点では約68ドルとなっています。CONLはレバレッジ型ETFであるため、原資産であるCoinbaseの株価の変動を2倍にして受けます。そのため、ボラティリティが非常に高く、リスクが高い投資商品と言えます。

CONLとS&P500過去1年分チャートとの比較と分析

CONLのS&P500過去1年分チャートとの比較

優れている点
上昇トレンド時にはS&P500を大きく上回るリターンを獲得できる可能性がある

気になる点
S&P500と比較してボラティリティが非常に高く、下落リスクも大きい
暗号資産市場の変動に大きく左右されるため、市場リスクが高い

CONLは、過去1年間でS&P500を大きく上回るパフォーマンスを示した時期もありましたが、全体的にはS&P500よりもボラティリティが高く、下落リスクも大きいことが分かります。2024年4月には、CONLは約400%のリターンを記録し、同時期のS&P500のリターン8%を大きく上回りました。これは、Coinbaseの株価が大きく上昇したためです。しかし、その後は暗号資産市場の調整局面に入り、CONLは大きく下落しました。2024年9月には、CONLのリターンは下落し、と、S&P500のリターンに接近しました。CONLは、レバレッジ型ETFであるため、暗号資産市場の変動に大きく左右され、ボラティリティが高くなる傾向があります。

CONLの配当金の分析

CONLの過去の配当金と増配率、その分析

CONLの過去の配当金と増配率

優れている点
分配金が支払われている

気になる点
分配実績が少なく、安定性に欠ける
分配金利回りが低い

CONLは、2023年に分配金が支払われていませんでしたが、2024年には0.11ドルの分配金が支払われました。しかし、分配実績がまだ少なく、安定性に欠けると言えます。また、分配金利回りも0.22%と低く、高配当を期待する投資家には不向きです。CONLは、コインベースの株価上昇によるキャピタルゲインを目的としたETFであり、分配金は副次的な要素と言えます。

CONLの配当金利回りの推移

CONLの配当金利回りの推移

優れている点
配当金利回りが上昇傾向にある

気になる点
配当金利回りが低い
配当金利回りの推移が不安定

CONLの配当金利回りは、2023年は配当額が0のため0%でしたが、2024年にはじめての配当が出たことで約0.2%まで上昇しています。しかし、依然として配当金利回りは低く、市場平均と比較しても低い水準です。また、配当金利回りの推移も不安定であり、今後の動向は不透明です。CONLは、高配当を目的としたETFではなく、コインベースの株価上昇によるキャピタルゲインを目的としたETFであるため、配当金利回りは低い傾向にあります。

CONLの将来のYOC予想シミュレーション

CONLの将来のYOC予想シミュレーション
YOC
20240.16%
20250.27%
20260.45%
20270.76%
20281.27%
20292.13%
20303.57%
20316.00%
203210.06%
203316.88%
203428.32%

優れている点
現在の株価上昇率・利回りが継続すればYOCは上昇していく

気になる点
YOCの上昇は株価上昇率・利回りが継続することが前提
将来のYOCは不確実

現在の株価上昇率・利回りが継続した場合、CONLのYOCは10年後には9.04%まで上昇すると予想できます。例えば、100万円をCONLに投資した場合、初年度の配当金は1,600円となります。そして、10年後には約28万円の配当金を受け取れる可能性があります。しかし、これはあくまで過去の成長率が継続した場合のシミュレーションであり、現実的とはいえません。将来の配当金の支払いや成長を保証するものではないため注意が必要です。

配当金生活をするには?CONLの配当受取シミュレーション

配当金生活をするには?毎月の配当受取目標と必要な投資額のシミュレーション ※日次更新
(毎月◯万円配当を受け取るために必要な投資額)

銘柄 株価 配当利回り 月間配当目標 必要投資額 必要投資額
(課税考慮)
必要株数
CONL $63.99
(¥9,964)
0.17%¥10,000 ¥70,694,163 ¥98,574,475 9,894株
¥30,000 ¥212,082,489 ¥295,723,424 29,680株
¥50,000 ¥353,470,816 ¥492,872,373 49,466株
¥100,000 ¥706,941,631 ¥985,744,747 98,932株

為替レート: 155.71円/ドル

COIN/CONL の比較と分析

CONLとCOINのパフォーマンス比較チャート
銘柄銘柄コード過去1年のパフォーマンス特徴
GraniteShares 2x Long COIN Daily ETFCONL396.78%Coinbase Global Inc.(COIN)の株式の2倍のデイリーパフォーマンスを目指すレバレッジ型ETF
Coinbase Global Inc.COIN250.00%仮想通貨取引プラットフォームを提供する金融ソリューション会社

優れている点

CONLはCOINのパフォーマンスの2倍を目指すため、COINの上昇局面ではより大きなリターンを期待できます。
COINは仮想通貨業界をリードする企業であり、今後の成長が期待されます。

気になる点

CONLはレバレッジ型ETFのため、下落局面では損失も大きくなる可能性があります。
COINは仮想通貨市場の変動に大きく影響を受けるため、価格変動リスクが高いです。
仮想通貨市場は規制の不確実性などが存在し、投資には注意が必要です。

CONLはCOINの2倍の値動きを目指すレバレッジETFです。CONLとCOINの過去1年間のパフォーマンスを比較すると、CONLはCOINを大きく上回るパフォーマンスを記録しています。これは、CONLがCOINの日次パフォーマンスの2倍を目指すレバレッジ型ETFであるためです。COINが上昇した局面では、CONLはより大きなリターンを獲得することができました。
しかし、レバレッジ型ETFは下落局面では損失も大きくなる可能性があります。そのため、CONLへの投資はリスクが高いと言えるでしょう。一方、COINは仮想通貨業界をリードする企業であり、今後の成長が期待されます。しかし、仮想通貨市場は価格変動リスクが高いため、COINへの投資も注意が必要です。

仮想通貨市場は成長の可能性を秘めている一方で、リスクも高い市場です。CONLとCOINのような銘柄に投資する際は、リスクとリターンを十分に理解した上で、慎重に判断することが重要です。

CONLへ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

CONLへ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

優れている点
過去1年間の高い年率リターン

気になる点
年率リターンの変動が大きい
将来のリターンは不確実

期間リターン
1年397.9%

CONLに1年前に投資していた場合、年率397.9%のリターンを獲得できていました。これは、2023年後半から2024年前半にかけてのCoinbase株価の上昇によるものです。しかし、CONLはレバレッジ型ETFであるため、年率リターンの変動も大きく、将来のリターンは不確実です。過去のパフォーマンスは将来のリターンを保証するものではないため、注意が必要です。

CONLへ2年前に100万円投資していた場合のシミュレーション

CONLへ2年前に100万円投資していた場合のシミュレーション
評価額(万円)配当額(万円)評価額+配当累計額(万円)配当再投資評価額(万円)
2023741.00.0741.0741.0
20241480.62.41482.91482.9

優れている点
2年間で投資元本が10倍以上に増加している

気になる点
評価額の変動が大きい
配当金が少ない

CONLに2年前に100万円投資していた場合、2024年末には評価額が約1,500万円に増加していました。これは、Coinbase株価の上昇によるものです。2年間で投資元本が10倍以上に増加しており、高いリターンを獲得できています。しかし、CONLはレバレッジ型ETFであるため、評価額の変動も大きく、リスクが高い点には注意が必要です。また、配当金も少ないため、配当金を重視する投資家には不向きです。

CONLのリスクファクター分析

CONLのリスクファクター分析

データ

項目説明評価
ベータ5.20市場全体の動きに対する感応度市場平均よりも5.20倍大きく動く
52週ボラティリティ164.53%過去52週間の価格変動の大きさ非常にボラティリティが高い
シャープレシオ1.74リスクあたりのリターンリスクに対して高いリターンを獲得している
トータルリターン(1年)395.69%過去1年間のリターン大きなリターンを獲得している
最大ドローダウン-82.61%ある期間における最大の下落幅大きなドローダウンを経験している

優れている点
高いリターンポテンシャル
シャープレシオが高い

気になる点
非常に高いボラティリティ
大きな最大ドローダウン

CONLは、高いリターンポテンシャルを持つ一方、非常に高いボラティリティ大きな最大ドローダウンというリスクも抱えています。ベータは5.20と非常に高く、市場平均に対して5.2倍の値動きをすることを示しています。52週ボラティリティも164.53%と非常に高く、価格変動が大きいことを示しています。シャープレシオは1.74と比較的高く、リスクに対するリターンの効率性は良いと言えます。しかし、最大ドローダウンは-82.61%と非常に大きく、過去には大きな資産価値の下落を経験しています。

CONLへの投資戦略の提案

CONLは、コインベースの株価上昇にレバレッジをかけて投資したい投資家にとって魅力的なETFです。しかし、ボラティリティが非常に高く、リスクも高いため、投資する際には注意が必要です。

  • 短期的な投資: CONLは、短期的な価格変動を利用したトレードに適しています。
  • 少額投資: CONLは、リスクの高いETFであるため、投資額は少額にとどめるべきです。
  • リスク許容度の高い投資家向け: CONLは、リスク許容度の高い投資家向けのETFです。
  • 暗号資産市場の動向に注意: CONLは、コインベースの株価と連動するため、暗号資産市場の動向に注意する必要があります。
  • 損切りルールを設定: CONLは、価格変動が大きいため、損切りルールを設定しておくことが重要です。

まとめ:CONLへの投資判断のポイント

CONLは、Coinbase株式の2倍レバレッジETFであり、コインベースの株価上昇に期待する投資家にとって、高いリターンを狙える投資商品です。しかし、レバレッジ型ETFであるため、価格変動が大きく、リスクも高い点には注意が必要です。投資する際は、自身の投資目的やリスク許容度を十分に考慮し、少額投資にとどめるなど、リスク管理を徹底することが重要です。また、暗号資産市場の動向にも注意を払い、損切りルールを設定しておくことも大切です。

CONLの投資判断で重要なポイントと評価
総合評価:

Coinbase社の成長性
 →コインベースは、米国最大級の暗号資産取引所であり、暗号資産市場の成長とともに業績拡大が期待されます。CONLは、コインベースの株価上昇による利益を享受できる可能性があります。
レバレッジ効果
 →CONLは、Coinbase株式の2倍の値動きをするように設計されています。そのため、コインベースの株価が上昇すれば、CONLの価格も大きく上昇する可能性があります。しかし、逆にコインベースの株価が下落した場合、CONLの価格も大きく下落する可能性があります。
高いボラティリティ
 →レバレッジ効果があるため、CONLの価格はCoinbaseの株価よりも大きく変動します。そのため、リスク許容度の低い投資家には適していません。
経費率
 →CONLの経費率は1.15%と、一般的なETFと比較して高くなっています。そのため、長期投資には不向きです。
流動性リスク
 →CONLは、比較的新しいETFであり、取引量が少なくなっています。そのため、売買が成立しにくい場合があります。
暗号資産市場のリスク
 →CONLは、コインベースの株価と連動するため、暗号資産市場のリスクの影響を受けます。暗号資産市場は、ボラティリティが高く、規制の不確実性も存在するため、CONLの価格も大きく変動する可能性があります。

この記事では、コインベース株の2倍レバレッジETFであるCONLについて解説しました。CONLは高いリターンを狙える一方、大きなリスクも伴う投資商品です。投資判断においては、コインベース社の成長性、レバレッジ効果、高いボラティリティ、経費率、流動性リスク、そして暗号資産市場のリスクを総合的に検討する必要があります。短期的な投資で大きなリターンを狙いたい、リスク許容度の高い投資家にとっては、CONLは魅力的な選択肢となりえます。しかし、長期投資やリスク回避を重視する投資家には、CONLは適さない可能性があります。CONLへの投資を検討する際は、この記事で紹介した内容を参考に、ご自身の投資目標やリスク許容度と照らし合わせて慎重に判断してください。より深く理解するために、コインベース社や暗号資産市場についても詳しく調べてみることをおすすめします。当ブログでは、今後も様々なETFや投資関連情報を発信していきますので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。

CONLのyoutube解説動画

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