【1306】NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信は買い?リスク・リターン・将来性を徹底分析!

【1306】 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 配当/リスク/リターン分析 将来性を徹底解説!
ねこ

みなさん、こんにちは!
今回は、日本の株式市場を代表する指数であるTOPIXに連動するETF、「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)」について、その魅力と投資判断のポイントを深掘りしていきます。

この記事では、NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の基本情報から、過去10年間の株価チャート分析、配当金利回りの推移、類似ETFとの比較、さらには10年前に100万円投資していた場合のシミュレーションまで、あらゆる角度から徹底的に分析します。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の魅力と可能性を一緒に探求し、あなたの資産形成に役立てていきましょう!

目次

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信とは?

銘柄の基本情報概要

項目内容
銘柄名NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
銘柄コード1306
運用会社野村アセットマネジメント
配当金利回り(2024)2.01%
経費率0.05978%
設定日2001-07-13
運用資産額23.29兆円
特徴TOPIXに連動

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信は、日本の株式市場全体の値動きを示す代表的な株価指数であるTOPIX(東証株価指数)に連動する投資成果を目指すETF(上場投資信託)です。野村アセットマネジメントが運用しており、日本の大型株を中心に幅広い銘柄に分散投資することができます。また、経費率が0.05%と非常に低く抑えられているため、長期投資にも適しています。

過去10年の株価チャートと分析

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の過去10年の株価チャート

優れている点
安定した上昇トレンドを示している

気になる点
2018年から2020年にかけて、株価が停滞している期間がある

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の株価は、過去10年間で全体的に上昇傾向にあります。特に、2016年から2018年、および2023年から2024年にかけての上昇が顕著です。2020年のコロナショック時には一時的に下落しましたが、その後は迅速に回復しています。

一方、2018年から2020年にかけては、株価が停滞している期間もあります。
全体としては、NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信は、長期的に安定した成長を遂げていると言えるでしょう。

N225過去1年分チャートとの比較と分析

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信とN225の過去1年間の株価チャート比較

優れている点
N225と同等のパフォーマンスを示している

気になる点
-

過去1年間のパフォーマンスを比較すると、NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信はN225とほぼ連動した動きをしています。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信で配当金生活はできる?配当金の分析

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の過去の配当金と増配率、その分析

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の過去の配当金と増配率

優れている点
2016年以降、増配傾向にある

気になる点
2017年と2020年には減配となっている

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の配当金は、2017年以降、増配傾向にあります。特に、2022年には前年比26.8%の大幅な増配を記録しました。2023年と2024年も連続して増配しており、投資家にとって魅力的な水準となっています。ただし、2017年と2020年には減配となっている点には注意が必要です。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の配当金利回りの推移

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の配当金利回りの推移

優れている点
過去10年間、概ね2%前後の安定した配当金利回りを維持している

気になる点
配当利回りはあまり高くない水準

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の配当金利回りは、過去10年間、概ね2%前後で安定して推移しています。

過去NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に投資していた場合のYOCシミュレーション

過去NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に投資していた場合のYOCシミュレーション
YOC
20144.02
20153.64
20163.72
20173.1
20183.74
20193.25
20203.09
20212.79
20222.93
20232.34
20242.01

優れている点
2014年に投資していた場合、YOCは4.02%と高い水準になっている
投資期間が長い程、YOCは高くなっている

気になる点
-

YOC(Yield on Cost)とは、投資元本に対する配当利回りのことです。過去にNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に投資していた場合、2014年に投資していた場合のYOCは4.02%と高い水準になっています。例えば、2014年にNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に100万円投資していた場合、2024年のYOCは4.02%となり、年間約4万円の配当金を受け取ることができます。

過去投資していた場合、長期投資による株価上昇の恩恵を受け、高いYOCとなっていたことがわかります。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の将来のYOC予想シミュレーション

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の将来のYOC予想シミュレーション
予想YOC
20242.01
20252.16
20262.32
20272.49
20282.68
20292.88
20303.09
20313.32
20323.57
20333.83
20344.12

優れている点
将来のYOCは、年々増加すると予想される
10年後には、YOCが4.12%に達すると予想される

気になる点
-

過去10年の株価成長率をもとに将来のYOC予想シミュレーションを行ってみると、現在の株価と配当利回りが維持された場合、100万円投資すると初年度の配当金は約2.01万円となり、10年後にはYOCは約4.12%まで増加すると予想されます。

しかし、これはあくまで過去の成長率が継続した場合のシミュレーションであり、将来の配当金の支払いや成長を保証するものではないため注意が必要です。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信で配当金生活をするには?配当金受取シミュレーション

配当金生活をするには?配当金による不労所得でFIREはできる?
毎月の配当受取目標と必要な投資額のシミュレーション ※日次更新
(毎月10万円配当を受け取るために必要な投資額)

銘柄 株価 配当利回り 月間配当目標 必要投資額 必要投資額
(課税考慮)
必要株数
1306.T ¥2,853 2.03%¥10,000 ¥5,911,917 ¥7,419,109 2,601株
¥30,000 ¥17,735,751 ¥22,257,327 7,803株
¥50,000 ¥29,559,585 ¥37,095,546 13,005株
¥100,000 ¥59,119,171 ¥74,191,091 26,010株

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ過去に投資していた場合の累積トータルリターン

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ過去に投資していた場合の累積トータルリターン

優れている点
10年の累積リターンは148.2%と非常に高い。
長期になるほどリターンは増えている。

気になる点
5年・7年リターンはほぼ同じ

銘柄1年3年5年7年10年
130620.4%49.1%77.7%79.7%148.2%

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信に過去投資していた場合の累積リターンを見ると、10年リターンは148.2%と非常に高いパフォーマンスを示しています。しかし、5年・7年リターンはプラスではあるもののリターンがほぼ同じになっており、投資時期によってはパフォーマンスに差が出る可能性がある点には注意が必要です。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

優れている点
3年および5年リターンはそれぞれ14.2%、12.2%と高いパフォーマンスを示している。

気になる点
-

銘柄1年3年5年7年10年
130620.4%14.2%12.2%8.7%9.5%

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターンを見ると、3年および5年リターンはそれぞれ14.2%、12.2%と高いパフォーマンスを示しています。これは、近年の株価上昇が寄与していると考えられます。一方、7年リターンは8.7%と、3年および5年リターンと比較して低くなっており、長期投資においては、投資期間によってパフォーマンスに差が出る可能性があることを示唆しています。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ10年前に100万円投資していた場合のシミュレーション

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ10年前に100万円投資していた場合のシミュレーション
評価額(万円)配当額(万円)評価額+配当累計額(万円)配当再投資評価額(万円)
2015110.21.6111.8111.6
2016107.91.9111.4111.3
2017129.71.8135.0135.3
2018107.32.1114.7114.6
2019123.62.3133.4134.2
2020130.02.3142.0143.5
2021143.82.5158.3161.2
2022136.93.2154.7157.3
2023171.63.6193.0200.4
2024199.84.0225.1237.4

優れている点
2024年には、評価額が約2倍の199.8万円に増加している。
配当再投資を行うことで、評価額はさらに増加し、237.4万円となっている。

気になる点
2018年等、で評価額が減少している年もある。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信へ10年前に100万円投資した場合、2024年には評価額は約2倍の199.8万円に増加しています。また、配当金を再投資した場合、評価額はさらに増加し、237.4万円となっています。これは、長期投資と複利効果のメリットを示しています。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信のリスクファクター分析

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信のリスクファクター分析
項目説明評価
ベータ0.92市場全体の動きに対する感応度市場平均より変動が小さい
52週ボラティリティ21.82%過去1年間の価格変動の大きさやや高い
シャープレシオ0.82リスクあたりのリターン平均的
トータルリターン(1年)20.39%過去1年間のトータルリターン高い
最大ドローダウン-29.60%過去最大の値下がり幅やや大きい

優れている点
過去1年間のトータルリターンが20.39%と高い。

気になる点
52週ボラティリティが21.82%とやや高い。
最大ドローダウンが-29.60%と、やや大きい。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信のベータ値は0.92であり、市場全体の動きに対する感応度が市場平均より小さいことを示しています。一方、52週ボラティリティは21.82%とやや高く価格変動リスクがやや高いことを示しています。シャープレシオは0.82と平均的な水準です。過去1年間のトータルリターンは20.39%と高いパフォーマンスを示していますが、最大ドローダウンは-29.60%とやや大きく下落局面では注意が必要です。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信への投資戦略の提案

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信は、TOPIXに連動するETFとして、長期的な資産形成に適しています。特に、以下のような投資戦略が考えられます。

  • 長期積立投資: 毎月一定額を積み立てることで、ドルコスト平均法の効果により、平均取得単価を抑えることができます。
  • コア・サテライト戦略: NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信をコア資産として、ポートフォリオの安定性を確保しつつ、他のETFや個別株でリターンを狙う戦略です。
  • リバランス: 定期的にポートフォリオの資産配分を見直し、TOPIXへの連動性を維持します。

まとめ:NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信への投資判断のポイント

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)は、TOPIXに連動するETFとして、長期的な資産形成に適した投資対象と言えます。経費率が0.05978%と非常に低く、過去のパフォーマンスも安定しています。また、日本株市場全体に分散投資できるため、リスクを抑えながらリターンを期待できます。ただし、市場環境によっては、一時的に評価額が下落するリスクがあることには注意が必要です。投資判断にあたっては、自身の投資目的やリスク許容度を十分に考慮し、長期的な視点で検討することが重要です。

NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)の投資判断で重要なポイントと評価
総合評価:

TOPIX連動
 →TOPIXに連動するETFであり、日本株市場全体に分散投資ができます。個別銘柄の選定が不要なため、投資初心者にも適しています。
低い経費率
 →経費率が0.05978%と非常に低く、長期投資におけるコストを抑えることができます。類似のETFと比較しても、最も低い水準です。
安定した配当
 →過去10年間、概ね2%前後の配当金利回りを維持しています。2016年以降は増配傾向にあり、2022年には大幅な増配を記録しました。
長期的な成長性
 →過去10年間の株価チャートは全体的に上昇傾向にあり、特に2020年以降は右肩上がりに成長しています。長期的な資産形成に適したETFと言えるでしょう。
市場リスク
 →TOPIXに連動するため、日本株市場全体の下落リスクは避けられません。過去には、2018年から2020年にかけて株価が停滞した期間もあります。

この記事では、NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)について、その特徴、株価動向、配当状況、リスク分析など、様々な角度から詳しく解説しました。 今後の展望としては、日本経済の成長や企業業績の回復に伴い、TOPIXも上昇基調を維持することが期待されますが、投資にはリスクがつきものです。自身のリスク許容度も確認して投資判断を行うようにしましょう。この記事が皆様の投資判断の一助となれば幸いです。

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