【オルカン】eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー):6年で資産約3倍!?リスク・リターン・将来性を徹底分析!

【オルカン】 eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) 6年で資産約3倍!? リスク・リターン・将来性を徹底分析!
ねこ

「将来のお金、大丈夫かな…」と不安を感じていませんか?投資に興味はあるけど、何から始めたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな悩みを解決する糸口として、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」をご紹介します! このETFは、なんと過去6年間で資産を約3倍に増やした実績を持つ、驚異的な成長力を持つ投資信託なんです。

「本当にそんなに増えるの?」「リスクは大丈夫?」と疑問に思う方もいるでしょう。ご安心ください!この記事では、6年間のチャート分析やS&P500との比較、配当金、リスク分析など、多角的な視点からeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の魅力を徹底解剖します。

この記事を読むことで、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)への理解を深め、あなた自身の投資戦略に役立てることができるはずです。さらに、投資初心者の方でも理解しやすいように、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とは?

銘柄の基本情報概要

項目内容
銘柄名eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
ISINコードJP90C000H1T1
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
信託報酬0.05775%
ベンチマークMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
設定日2018/10/31
運用資産総額4.72兆円
特徴低コストで全世界株式に投資できる

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指し、日本を含む先進国および新興国の株式に投資を行います。特徴は、信託報酬が0.05775%と低いコストで全世界株式に投資できる点です。

過去6年の株価チャートと分析

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の過去6年の株価チャート

優れている点
2019年から2024年にかけて、全体的に右肩上がりの上昇トレンドを示している
コロナ禍の影響は受けたものの、その後力強い回復を見せている

気になる点
2022年には、世界的なインフレ懸念や金利環境等により株価が停滞している

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の株価は、2019年から2024年にかけて、全体的に右肩上がりの上昇トレンドを示しています。2020年にはコロナ禍の影響を受け下落しましたが、その後力強い回復を見せています。2022年には、インフレ懸念などにより株価が横ばい傾向となりましたが、2023年以降は再び上昇トレンドに転じています。

S&P500過去1年分チャートとの比較と分析

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とS&P500の過去1年のチャート比較

優れている点
過去1年間、S&P500とほぼ同じような値動きを示している

気になる点
S&P500と比較して、若干リターンが低い時期もある

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、過去1年間、S&P500と似たような値動きを示しています。これは、ベンチマークであるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスが、アメリカへの投資比率が高く、S&P500と高い相関性を持っているためと考えられます。ただし、S&P500と比較して、若干リターンが低い時期もあるため、注意が必要です。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)で配当金生活はできる?配当金の分析

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の配当金利回りの推移

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の配当金利回りの推移

優れている点
-

気になる点
分配金は出ていない

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、分配金を出していません。目論見書にも記載されていますが、オルカンは信託財産の成長を優先し、原則として分配を抑制する方針があるためです。、配当金収入を目的とした投資には向いていません

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VTとMAXIS全世界株式(2559)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の比較イメージ
銘柄ティッカー/
銘柄コード
過去1年の
パフォーマンス
配当利回り経費率特徴
バンガード・トータル・ワールド・ストックETFVT+22.11%1.39%0.07%世界中の大型株から小型株まで、約9,000銘柄に分散投資できるETF。米国籍。
MAXIS World Equity (MSCI ACWI) ETF2559+26.74%1.45%0.08%MSCI ACWIに連動する日本籍のETF。日本を含む先進国、新興国の株式に投資。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)JP90C000H1T1
+29.16%-0.05775%MSCI オール・カントリー・ワールド・ インデックスに連動する日本籍の投資信託。日本を含む先進国、新興国の株式に投資。

優れている点
VT:経費率が低い点が魅力。世界中の株式に分散投資できる点もメリット。
MAXIS全世界株式(2559):日本の証券取引所に上場しているため、日本円でリアルタイムに取引できる点が便利。VTにパフォーマンスが近く、経費率も低い。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):純資産総額が非常に大きく、安定した運用が期待できる。つみたてNISAの対象商品である点もメリット。過去1年のパフォーマンスが最も高い。

気になる点
VT:日本円から米ドルに両替する手間やコストがかかる。分配金が課税対象となる場合がある。
MAXIS全世界株式(2559):VTと比較するとやや経費率が高い。流動性が低い場合がある。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):VTやMAXIS全世界株式(2559)と違い配当は出ない。

それでは、これらの情報を基に、各銘柄についてもう少し詳しく見ていきましょう。

  • VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
    VTは、世界中の約9,000銘柄に分散投資できるETFです。
    最大の魅力は経費率の低さです。
    2024年11月21日時点のデータでは、過去1年間のパフォーマンスは+22.11%と好調です。
    世界中の株式に手軽に分散投資したい方におすすめです。
    ただし、日本円から米ドルに両替する手間やコスト、分配金への課税には注意が必要です。
  • MAXIS全世界株式(2559)
    MAXIS全世界株式(2559)は、MSCI ACWIに連動する日本のETFです。
    日本を含む先進国、新興国の株式に投資できます。
    日本の証券取引所に上場しているため、日本円でリアルタイムに取引できる点が大きなメリットです。
    過去1年間のパフォーマンスは+26.74%と、VTを上回っています。これは為替による影響といえるでしょう。
    VTとほぼ同じような投資対象でありながら、日本円で手軽に取引したい方におすすめです。
    ただし、VTと比較すると経費率がやや高い点には注意が必要です。
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、MSCI オール・カントリー・ワールド・ インデックスに連動する日本の投資信託です。
    こちらも日本を含む先進国、新興国の株式に投資できます。
    純資産総額が非常に大きく、安定した運用が期待できる点が魅力です。
    また、つみたてNISAの対象商品である点も大きなメリットと言えるでしょう。
    過去1年間のパフォーマンスは+29.16%と、今回比較した3銘柄の中で最も高いパフォーマンスを記録しています。
    長期的な資産形成を目指す方、特に、つみたてNISAを活用したい方におすすめです。
    ただし、VTやMAXIS全世界株式(2559)と比較すると経費率がやや高い点には注意が必要です。
    また、他2つの銘柄と異なり配当金を受け取ることはできません。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)へ過去に投資していた場合の累積トータルリターン

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の過去6年間の累積リターン

優れている点
長期間投資することで大きなリターンを得られている

気になる点
短期間では大きく値下がりするリスクもある

期間リターン
1年28.8%
3年65.3%
5年137.8%

過去投資していた場合の累積リターンは、1年で約29%、3年で約65%、5年で約138%と、長期間投資することで大きなリターンを得られています。特に、2023年以降は大きく上昇しており、市場全体の好調を反映しています。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)へ過去に投資していた場合の年率(CAGR)トータルリターン

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の過去6年間の年率リターン

優れている点
年率約18%前後高いリターンを維持している

気になる点
-

期間リターン
1年28.8%
3年18.2%
5年18.9%

過去投資していた場合の年率リターンは、1年で約29%、3年で約18%、5年で約19%と、高い水準で推移しています。特に、直近1年は約29%と非常に高いリターンを記録しています。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)へ6年前に100万円投資していた場合のシミュレーション

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)へ6年前に100万円投資していた場合のシミュレーション
評価額(万円)配当額(万円)評価額+配当累計額(万円)配当再投資評価額(万円)
2019126.80126.8126.8
2020138.20138.2138.2
2021183.40183.4183.4
2022173.20173.2173.2
2023225.80225.8225.8
2024287.70287.7287.7

優れている点
6年間で約2.9倍に資産が増加している
右肩上がりで資産が増加している

気になる点
途中資産が減少する場面もある

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)へ6年前に100万円投資した場合、2024年には約287.7万円に増加しています。これは、約2.9倍の成長を意味します。全体的に右肩上がりで資産が増加していることがわかります。しかし、2020年や2022年には資産が減少する場面もあり、市場環境の変化によって資産価値が変動するリスクがあることを理解しておく必要があります。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のリスクファクター分析

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のリスクファクター分析
項目説明評価
トータルリターン38.89過去1年間のトータルリターン高い
シャープレシオ2.62リスクあたりのリターン高い
ボラティリティ12.99価格変動の大きさ中程度
純資産総額(百万円)4,724,729ファンドの規模非常に大きい
信託報酬0.05775%運用にかかる費用低い

優れている点
トータルリターンシャープレシオ高い
純資産総額大きく安定性が高い
信託報酬低い

気になる点
ボラティリティ中程度

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のリスクファクター分析によると、過去1年間のトータルリターンは38.89%と高く、リスクあたりのリターンを示すシャープレシオも2.62と高い水準です。また、純資産総額は4.7兆円を超えており、ファンドの規模が非常に大きく、安定性も高いと言えます。信託報酬も0.05775%と低い点は魅力です。一方で、ボラティリティは12.99%と中程度であるため、価格変動リスクは考慮する必要があります。

eMAXIS Slim全世界株式への投資戦略の提案

  • 長期投資:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、全世界の株式に分散投資することで、長期的な成長を期待できるETFです。そのため、10年以上といった長期的な視点で投資を行うことをおすすめします。
  • 積立投資:毎月一定額を積み立てることで、時間分散効果を得ることができ、リスクを抑えながら投資することができます。
  • コア資産:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、ポートフォリオのコア資産として活用することができます。他のETFや個別株と組み合わせることで、リスク分散を図りながら、安定的な資産運用を目指しましょう。
  • 初心者向け:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、投資初心者にもおすすめのETFです。低コスト全世界の株式に分散投資できるため、手軽に始められる点が魅力です。

まとめ:eMAXIS Slim全世界株式への投資判断のポイント

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、低コスト全世界の株式に分散投資できる、長期投資に適したETFです。高いリターンを期待できる一方、価格変動リスクも存在します。投資する際は、自身の投資目標リスク許容度を考慮し、長期的な視点で投資を行うことが重要です。また、積立投資を活用することで、リスクを抑えながら投資することもできます。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の投資判断で重要なポイントと評価
総合評価:

全世界への分散投資によるリスク低減効果
 →約2,900銘柄という圧倒的な分散力で、特定の地域や企業の業績悪化の影響を受けにくい点が魅力です。
業界トップクラスの低コスト
 →運用コストが低いほど、リターンに大きく影響します。長期投資において、低コストは大きなメリットです。
高い成長性
 →過去の実績からもわかるように、世界経済の成長と共に資産増加が見込めます。特に、長期投資においては大きな魅力です。
為替リスク
 → 為替変動によって、円ベースのリターンが変動する可能性があります。円高になるとリターンが減少するリスクも考慮が必要です。
市場リスク
 → 世界経済の減速や金融危機などが発生した場合、投資資産全体が値下がりするリスクがあります。

この記事では、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)について、チャート分析やリスク評価など様々な角度から詳しく解説しました。 低コストで全世界に分散投資できるという点は、まさに投資初心者の方からベテランの方まで、幅広い層におすすめできる投資先と言えるでしょう。 しかし、投資にはリスクがつきものです。記事内で解説したリスクファクターも踏まえ、最終的な投資判断は慎重に行ってください。 より深くeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)について知りたい方は、ぜひ三菱UFJアセットマネジメントの公式サイトや目論見書を確認することをおすすめします。 投資は、将来の豊かな生活を実現するための有効な手段の一つです。この記事が、あなたの投資の第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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